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須賀敦子さんは川端康成と初めて会った時のことを、「小説のはじまるところ」と題して、「ちくま日本文学全集」『川端康成』の解説で述べられています。 <一九六八年の冬の日に、私たちはローマ郊外の森にかこまれたレストランで、ノーベル賞の授賞式をおえてイタリアに寄られた川端夫妻と夕食のテーブルを囲んでいた。当時、私の住んでいたミラノの出版社から依頼されて「山の音」をイタリア語に翻訳させていただけないかとお願いにいったのを、大使館の方が夕食にさそってくださったのだった。> ![]() 「小説のはじまるところ」として書かれた解説は須賀敦子さんらしい素晴らしいものでしたが、実は須賀さんが、川端康成の小説に触れたのは少女時代のことでした。川端は、戦前から雑誌「少女の友」に『乙女の港』『花日記』などの少女小説を発表し、人気画家中原淳一の挿絵で名コンビだったのです。 須賀敦子「サフランの歌のころ」では次のように川端康成が登場します。 ![]() 「美しい旅」は雑誌「少女の友」の昭和14年7月号から昭和16年4月号に連載された作品で、続編が昭和16年9月号から昭和17年10月号まで連載されました。 主人公の花子は、生まれながら目も見えず耳も聞こえない少女で、父親は田舎の駅長でしたが、父親も病死してしまい、母と二人で東京に出てくるのです。 須賀さんは次のような感想を述べられています。 <その子のひとみはいつも濡れたように黒く澄んでいて、汽車に乗っていても、だれも盲目だということに気づかない。そのことが私をつよく捉えた。花子という名もすてきだったが、なによりも、盲目なのに、吸い込まれるそうに美しい目というのは、いったいどんなことだろう、と私は考えた。汽車に乗っている花子の挿絵があった。淳一の描く濡れたような黒い大きな目が、川端康成の文章にぴったりだった。> 須賀さんが紹介された、中原淳一の挿絵です。 須賀姉妹の中原淳一フィーバーに、最後にはお母様も根負けして、黙認するようになったそうです。
by seitar0
| 2024-06-09 17:49
| 須賀敦子
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