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幕府による天保の改革によって江戸では絵の制作が制限され、天保13年(1842)、北斎は地元の豪農・豪商で江戸や京都に遊学し、絵画や漢詩など多才な才能を発揮した高井鴻山の招きに応じて、83歳の頃に信州小布施を訪れました。 そして娘の応為も呼び寄せます。キャサリン・ゴヴィエ『北斎と応為』からです。 <今日、父から長い文が届いた。「アゴアゴよ、どうか来ておくれ。おまえの助けが必要なのだ。鴻山が小川のそばに小さな家をたててくれた」と、単刀直入に頼んでくる。> ゴヴィエは実際に小布施を訪ね、江戸時代の風景を次のように描いています。 <小さな疎水の脇にしゃがんで流水を何杯かすくい、ゆらりと後ろに揺れて踵をつく。小布施は栗畑に囲まれた平地だった。四方を山々の白い稜線に朝陽が当たり、橙色の輝きを放つ。小川からは蒸気が立ち、草の先端にはうっすらと霜がおりている。しかし、午後には暖かくなるだろう。酒蔵のほうから、がたがたと樽のぶつかり合う音がする。> 江戸の小布施の情景を、カナダ人作家がこのように想像して書けるとは驚きです。 <鴻山邸のすぐ近くに、脇に疎水の流れる小さな家を得た。父はお盆祭りの二台の山車の天井画を描くという大仕事を受けていた。美しい波の絵柄を考えてはいたが、その目はかすみ、体も弱りきって、おまけに中風でふらふらしていた。顔料を砕くのもたいへんな仕事だったし、しかも父は慣れていなかった。> 二台の山車の天井画とは、北斎が85歳から86歳にかけて手がけた東町祭屋台天井絵「龍図」「鳳凰図」、上町祭屋台天井絵「男浪図」「女浪図」のようです。 <木枠いっぱいに波が描かれている。「浦賀の波とは違うんだな」と私。「なかにもぐった感じもぜんぜん違うだろうな」と、父をからかってみた。「岸辺に寝そべったら、あっという間に飲み込まれちまうだろうよ」> そして、弘化4年(1847)88歳で岩松院本堂大間の天井絵「鳳凰図」を手がけています。 ゴヴィエは小説で、応為の助けがあったからこそ小布施の仕事が完成できたとして描きました。
by seitar0
| 2024-04-12 11:54
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