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遠藤周作はエッセイ「仁川の村のこと」に、彼の散歩道の途中にある法華閣でよく遊んだことを述べています。 <少年の頃、ぼくはこの径の一角にある法華閣という寺が大好きだった。寺は山の中にあってその山には谿川がだれも訪うものもなくかすかな音をたてているのである。今だから白状するが、その頃、ぼくはこの谿川に一人で毎日、しのびこんだものだった。夏草と名もしれぬ草花のおいしげる山と山との間に聞こえるのは川のせせらぎだけである。川の中に素足をひたすと、それは氷のように冷たい。そして小さな魚が岩や石の間を素早く走るのである。> 現在の法華閣は山の中にあるという印象はなく、周りは開発され住宅地の中となっていますが、驚いたことに、航空写真の住宅地とゴルフ場の間にわずかに残された林の中に、遠藤周作が一人しのびこんだ谿川が残されていたのです。 http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p10761542c.html <夕暮れになると法華寺の鐘がなる。と、それを合図のように。むこうの丘・聖心女子学院の白い建物から夕の祈りの鐘がこれに応ずるのである。少年ながらも、ぼくはこの二つの異なった宗教、東洋の鐘と西欧の鐘のひびきの違いを、なにか不思議なもののように思いながら聞いたものだった。> しかし、西宮文学案内の高木應光氏のご講演にその写真が登場しましたので、送って頂きました。 上の写真が、当時は山の中だった法華閣の入り口。 小林聖心の聖堂も建て替えられていますので、異なると思いますが、現在の写真を掲載しておきます。 この経験を、遠藤周作は小説『砂の城』で、秘密の場所として登場させています。 <「ここが勝之さんの秘密の場所?」「もっと奥」渓流の中を二人で上に登りました。すみれの花が岩と岩との間に咲いて、山鶯はあちらとこちらとで交互に鳴きかわし、時々、風が吹くと樹々の新芽が銀色の葉裏をみせて光りました。「勝之さんは時々ここに来るんですか」「ああ、ここに来て半時間も一時間もじっと石に腰掛けていることがある」> 遠藤周作はここで鐘の音を聞きながら、思索に耽ったようです。
by seitar0
| 2024-01-26 09:57
| 遠藤周作
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