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村上春樹『風の歌を聴け』の舞台となった港町は神戸ですが、本の中に「神戸」という地名が出てくるのは、最後の章の「ハートフィールド、再び……(あとがきにかえて)」で、 <高校生の頃、神戸の古本屋で外国船員の置いていったらしいハートフィールドのペーパー・バックスを何冊かまとめて買ったことがある。>という一か所のみです。 しかし、主人公の「僕」が生まれ育った街は、 <前は海、後ろは山、隣には巨大な港がある。ほんの小さな街だ。港からの帰り、国道を車で飛ばす時には煙草は吸わないことにしている。マッチをすり終わるころには車はもう街を通りすぎているからだ。人口は7万と少し。この数字は5年後にも殆ど変わることはあるまい。その大抵は庭のついた二階建ての家に住み、自動車を所有し、少なからざる家は自動車を2台所有している。> と具体的に示されており、現在の人口は約9万3千人ですが、村上春樹が芦屋市立精道中学校、県立神戸高校時代を過ごした芦屋市に間違いありません。 ![]() 地図で見ればおわかりのように、芦屋市は神戸市と西宮市に挟まれた細長い街です。 国道2号線で横切ると、東西約1.8km。「マッチをすり終わるころには車はもう街を通り過ぎている」というのも少しオーバーですが、2分もあれば通り過ぎてしまいます。 小説は1949年生まれの村上春樹と同じく、1978年に29歳になった「僕」が、東京で生物学を学ぶ大学から1970年8月8日~8月26日までの18日間、夏休みで帰省していたときの出来事を綴った物語となっています。 村上春樹のデビュー作となった『風の歌を聴け』は、1979年の群像新人文学賞を受賞した作品ですが、応募時のタイトルは「Happy Birthday and White Christmas」でした。 (講談社BOOK倶楽部公式サイト;http://bookclub.kodansha.co.jp/konoichi/1212/02.html) ![]() 佐々木マキさんの神戸港と六甲山が描かれたカバー装画の上部にも小さく書かれています。 39章にその由来が書かれていました。 <鼠はまだ小説を書き続けている。彼はその幾つかのコピーを毎年クリスマスに送ってくれる。昨年は精神病院の食堂に勤めるコックの話で、一昨年のは「カラマーゾフの兄弟」を下敷きにしたコミック・バンドの話だった。あい変わらず彼の小説にはsex・シーンはなく、登場人物は誰一人死なない。原稿用紙の一枚めにはいつも、「ハッピー・バースデイ、そして ホワイト・クリスマス。」と書かれている。僕の誕生日が12月24日だからだ。> 鼠が書く小説は、必ずsex・シーンと死の匂いがする村上作品とは正反対です。 小説の冒頭で言及される作家・デレク・ハートフィールドは村上春樹が巧妙に作り上げた架空の人物ですが、<僕は文章についての多くをデレク・ハートフィールドに学んだ。殆ど全部と言うべきかも知れない。>というのは、フィッツジェラルドやサリンジャーやカポーテイの複合人物だったのかもしれません。
by seitar0
| 2024-01-07 21:58
| 村上春樹
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