遠藤周作『黄色い人』にストーリー展開にあわせた仁川の風景の描写があります。<おなじ阪神の住宅地でも芦屋や御影とちがい、ここは空気も乾き土地の色も白く、不思議に異国の小さな田舎村のような風景を持っていました。それは武庫川の支流である仁川がそこから流れる、まるい死火山の甲山とそれをとりまく花崗岩質の丘のたたずまいのせいでした。そのためか、昭和7年ごろ故国を遠く離れたカナダ人たちがここに関西学院を創り、赤松の林の中に、秋になると、さまざまの色彩のコスモスが咲くクリーム色の洋館をたてて住みつきました。
貴方の天主公教会はこのプロテスタントの学院と川を隔てた対岸にありました。>

さて現在の仁川と甲山の風景です。正面に少し関西学院の建物が見えています。
いまや六甲山系の白い山肌は木々に覆われてしまい、白い土地の色を実感される方は少ないかもしれませんが、ゴードンさんの昔の仁川の風景の写真に、少しその景色を感じさせる写真がありました。

この小説では教会が重要な役割を担っています。

仁川の天主公教会といえば、仁川学院の近くの仁川カトリック教会なのですが、どうも違うようです。
関学と仁川をはさんで、あるのは幼きイエズス修道会でした。

ミサは毎日行われているとのことですが、一般の信者のミサはどうなのでしょう。
小説の場としてこの修道会を天主教教会としたようです。紅葉が素晴らしいのではないかと思われる日本庭園もあります。
遠藤一家が仁川に引っ越したあと、遠藤郁、周作がそれぞれどこの教会に通っていたのかは、ずっと私の疑問でした。
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