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「西宮地域ブログ」というサイトで、長年「阪急沿線文学散歩」というテーマで書き綴ってきましたが、突如閉鎖され、これまでの投稿記事が見れなくなりました。以前から時々サイトに繋がらなくなることがあり、心配なのでエキサイトブログで新たに「阪急・阪神沿線文学散歩」を立ち上げ、1件ずつ過去のブログを移してきたのですが、まだかなり残っており、消えてしまいました。そこで以前書いた記事を思い起こしながら、エキサイトブログ「阪急・阪神沿線文学散歩」に投稿していくことにしました。 今回は遠藤周作の私小説と言ってもいいでしょう、彼に大きな影響を及ぼしたヘルツォーク神父を描いた『影法師』を読み解いていきます。周作が12歳で洗礼を受けたカトリック夙川教会が舞台として登場する作品で、遠藤文学の本質を知るうえで外すことのできない作品です。 物語は聖職者でありながら、神の教えに背いて結婚し、教会を去っていくカトリック神父の内面の孤独と寂寥を描いたものですが、そのモデルが、遠藤母子のメンターともいうべき、ヘルツォーク神父でした。 小説は主人公が教会を去った神父に宛てた手紙として始まります。 <この手紙を本当に出すのかどうかわかりません。今日まで僕は貴方へ三度ほど手紙を書いたことがある。しかし途中でやめたり、書き終えても机の引出しにいれたまま、結局出さずじまいだった。> そして、大連から帰国した遠藤母子のヘルツォーク神父との出会いから進んでいきます。 <この河を時折ふりかえる時、どうしても、僕が洗礼を受けさせられたあの阪神の小さな教会が心に浮ぶ。今でもそのままに残っている小さな小さなカトリック教会。贋ゴシックの尖塔と金色の十字架と夾竹桃の樹のある庭。あれは、貴方もご存知のように僕の母がその烈しい性格のため父と別れて僕をつれて満州大連から帰国し、彼女の姉をたよって阪神に住んだ頃です。その姉が熱心な信者でしたし、母は孤独な心を姉の奨めるままに信仰で癒しはじめていました。> この「小さな小さなカトリック教会」がカトリック夙川教会です。 遠藤周作は昭和8年、10歳のとき父母の離婚により、夏休みに母に連れられて兄とともに帰国。神戸市六甲の伯母の関川家で一夏同居後、西宮市夙川のカトリック教会近くにあった曙池の畔の借家に転居しています。 昭和6年の地図です。 赤線で囲ったところがカトリック夙川教会(地図には天主教と書かれています)と司祭館、付属の幼稚園(地図には文のマーク)もありました。黄線で囲ったところが曙池ですが、現在は埋めたてられ、山手幹線が走っています。 <そして僕も必然的に伯母や母につれられて、その教会に出かけたのでした。フランス人の司祭が一人、その教会をあずかっていました。やがて戦争が烈しくなるとこのピレネー生まれの司祭はある日、踏みこんできた二人の憲兵に連れていかれました。スパイの嫌疑を受けたのです。> このフランス人司祭とは、メルシェ神父ですが、事実としては昭和8年10月に初代主任司祭・ブスケ神父から第2代主任司祭 永田辰之助神父になり、昭和12年10月に第3代主任司祭メルシェ神父が着任されています。 遠藤周作が洗礼を受けたのは永田神父からでした。しかし小説やエッセイでは4年間お世話になったはずの永田神父についてはまったく触れられず、フランス人神父が登場するのは、遠藤文学のメインテーマとなる、合わない洋服を着せたのは、日本人神父ではなく、フランス人神父として語りたかったからだと思います。 更に続けます。
by seitar0
| 2023-11-12 11:58
| 遠藤周作
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Comments(4)
いつも、西宮ブログで読ませて頂いていました。
最近、全く繋がらなくて、何かの不具合かと思っていましたが、閉鎖したのですか?私も、少ないですが、記事を投稿していたのですが、保存していないので残念です。少々怪しげな感じもあったサイトでしたが、地域の皆さんが投稿しているので、信用していたのですけどね。
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フミさま
そうなんです。今日も試しましたが、つながらず残念です。古い写真は残していないものも多く、参考文献の記録も残していないものもあったのですが、投稿した30%くらいの記事がなくなってしましました。 気を取り直して再出発です。
どうなってしまったのでしょうね。
ネットはこう言う事もあるのですね。(無責任さには、呆れますが) seitar0さんの記事は、とても興味深く、昔の西宮の事も知る事ができ、 いつも楽しみにしています。これからは、こちらで読ませて頂きますので、引き続き、よろしくお願いします。
ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いいたします。
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