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田辺聖子『歳月切符』は住みなれた大阪・神戸の街々を思い深く語るエッセイ集です。 その冒頭に収められたのが『わが愛する街―神戸』。田辺聖子さんはしばしば小説の舞台に神戸を使われ、それだけで、半分、ムードは出来上がった感じであると述べています。 <どの町もどの通りも絵になる。山手から海へ向かって坂道を下りてゆくとき、建物の屋根のあいだから海が見え、船の航跡が白く見える。そして海はどうかすると、家々の屋根より高いところで光ってみえる。> 昭和53年に書かれたエッセイですが、現在では高層ビルが多くたち、海が見える坂道はほとんどなくなりました。 北野坂からの景色。 <それは、北野町から坂道を曲がりくねって下り、トアロードにいたる、ハイカラな、しゃれた道でもそうだし、また、もっと下町の、ごみごみしたところ、坂になっている路地をトボトボとめぐって下りてゆくと、突然、石段があらわれ、視界を遮っていた屋根や塀が切れて、真っ蒼な海が眼下にある、どこからともなく木犀の匂いが流れてきたりする午後、―海辺の町のアンニュイとやさしさを感ずる。石段を下りて、また坂道となり、小さい路地に迷いこむうれしさ。神戸は、異人館のあたりもいいが、海の見える下町も、いい風趣である。> 北野町の路地も雰囲気があります。 田辺聖子さんが述べられている北野町の坂道の路地と階段です。 このエッセイの最後は次のように結ばれます。 <そうして、秋の空に回教寺院の尖塔が光るのを仰ぐとき、私は、こんどの小説は、どんな男や女を、この町角に立たそうかと、ぼんやり考えながら歩くのが好きだ。焼き立てのパンを「フロインドリーブ」で買って「デリカテッセン」でハムを二百グラムばかり包んでもらい、「にしむら」で珈琲を飲んでぼんやりする。これができれば最高の休日である。> 現在のフロインドリーブ本店は、W.M.ヴォーリズ設計の旧神戸ユニオン教会に移っており、ここの二階のカフェで食べるローストビーフサンドウィッチも、幸せな気分にしてくれます。
by seitar0
| 2023-10-19 16:13
| 田辺聖子
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