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谷崎松子夫人は生前に二冊の随筆集と一冊の和歌集を出版されています。『蘆辺の夢』という没後七年目に刊行された遺稿集を読むと、結婚するまでは、西宮の森具に住んでいたことや、面白いお話が書かれていました。
![]() 谷崎松子は1903年藤永田造船所創立者森田安松の二女として大阪氏西区新炭屋町に生まれます。母親が肺を患い、早くに亡くなりますが、その養生のため阪神間に別荘を捜していたとのことです。 <父は母のために阪神間に別荘を持ちたいと知人に頼んでいたらしい。が、母の死後、香櫨園に庭もゆったりした、建物も悪くない家が見つかった。子供たちが母の体質を受けていたらとそればかり懸念して、できるかぎり香櫨園の家に暮らさせようとし、末の妹は、間もなく西宮の小学校へ転校させられた。阪神電車の香櫨園駅から夙川の土手を少し上がり、平地へ下りた、ちょうど東海道線の真下にあたる場所で、汽車の音が少し気になったが、家の前は、その間かなりの空き地になっていた。> 松子はこの家から大阪府立高女に通学することになりますが、枯山水風の庭や、築山、池、中門があり相当のお屋敷だったようです。当時の地名は兵庫県武庫郡字森具でしたが、東海道線の真下で、夙川の土手からおりて平地になったところといえば、現在の大手前大学さくら夙川キャンパスのあたりだったのでしょうか。 ![]() 苦楽園に住んだ湯川秀樹や山口誓子が、廃墟として見た六甲ホテルに、大正11年の夏、松子は食事にいっていました。 いいところですが、この先引用中断です。 <前年あたりから、私の周囲をめぐってさざめきのような音が耳をかすめていた。阪大医学部の医師の卵の人達は、家の上の線路をわたると池があったが、そのほとりに建っている家に下宿していた。姉と私の姿を見ては、思わせぶりな風情を見せていた。こういうと、自惚れていたように思われるであろうが。> ![]() 池とは片鉾池のことでしょう。松子さんがこれを書かれたのは、八十歳を超えておられたのではないかと思い、自惚れも許しましょう。それでも本当に美しかったことは間違いなく、 <昭和十二年四月十七日、主の校門周囲炎、御きゅうもとうとう見限りをつけ、西宮勝呂病院に今一度診断を乞う事にする。脇息にふとんにくくりつけたものを車中に持ち込み、住吉川堤を国道へ徐行してもらう。> 今の勝呂先生のお祖父さんの時代でしょうか。
by seitar0
| 2023-05-25 15:05
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