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中山太陽堂は、自社の広報誌を作るため大正11年プラトン社を設立しました。そして、大正12年には、文芸誌『女性』と高級家庭娯楽雑誌としての『苦楽』が創刊されています。プラトン社の直木三十五や川口松太郎らが編集を担当し、山六郎らのアール・デコ調のモダンなデザインも評判となっています。 <大正末期から昭和の『苦楽』と『女性』の二誌は当時最も派手やかな気の利いた高級娯楽誌であった。『苦楽』は発行当初は直木三十五君が編集にあたり、そのあとを引き継いで、二十歳を越したばかりの美少年川口松太郎君が編集長となったが…> 江戸川乱歩はこの『苦楽』の編集長の川口松太郎から、丁重な探偵小説の原稿依頼を受け、大いに喜び、快諾します。 川口松太郎も後に、その当時の様子を『新青年』の「乱歩讃」という随筆に書いていました。 <かぞえると、そろそろ十年の昔になるが、僕がまだ大阪のプラトン社で「苦楽」編集時代、大阪市外守口に江戸川乱歩こと平井太郎という人物がいることをつきとめて、いきなり訪ねて行ったことがある。乱歩はその時からもう禿げていて、見るからに一癖ありそうな面魂で、どこかに国士の風格が感じられた。彼に会って何より感心したのは、自分が原稿を書くということよりも、先ず探偵小説をはやらせたいという熱意であった。> 外国では探偵小説が非常な勢いで流行しているのに、世間が探偵小説の価値を認識しないから才人がでてこないとし、乱歩は川口に先ず探偵小説の隆盛を醸成する必要があると力説します。 <僕も大いに同感だったので、早速、乱歩を中心とする探偵小説作家の同志を糾合しようという計画を立てた。そして、その第一回の会合を六甲の苦楽園に催したのであったが、折悪しくひどい雨で、六甲の山の中まで出向いてくれるものは余りなかった。その時の参加者は乱歩と僕のほかに三人ぐらい。顔ぶれも名前も忘れてしまったが、横溝正史のまじっていたことだけは、はっきり覚えている。彼はその頃まだ神戸の薬屋さんだった。> 日本の推理小説の黎明期を支えたのは、やはり江戸川乱歩と横溝正史だったようです。 <どしゃ降りの雨の中に、番傘をさして、山の下の風呂へはいりに行って、うまくもない料理をたべながら、大いに気炎をあげた。初対面の横溝が、その当時の「苦楽」の編集ぶりを盛んに非難して、仲間うちばかり喜んでいるような雑誌は発展性がない、なぞと、白面の青年が辛辣な批評を加えるのには、こっちがずいぶん驚いた。> さて、当時プラトン社の川口松太郎が主催した会合の開催場所ですが、どう考えてもプラトン社を作った中山太陽堂が大正11年秋に苦楽園に完成した迎賓館「太陽閣」に違いありません。 太陽閣は現在の堀江オルゴール博物館のところにあり、苦楽園温泉の少し上にありましたから、位置関係も間違いありません。 この会合の後、大正14年10月探偵ページェントが開催されます。それは次回に。
by seitar0
| 2022-11-29 13:24
| 苦楽園口
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