六甲アイランドにある神戸ファッション美術館で特別展「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」が開催されています。
代表的な貼絵を中心に、油彩、水彩画、ペン画、少年期の貴重な絵など、約170点展示されており、予想以上に充実した展覧会でした。初期の天衣無縫さ、色彩感覚、緻密さは晩年になっても衰えず、磨きがかかって、年と共に上達していることが、よくわかりました。
その中で、私がひそかに期待していたのはペン画の「夙川風景」(昭和31年)。堂島の「パボーニ」で複製画を見せていただいたことはあるのですが、実物を見るのは今回初めてです。
山下清は夙川の喫茶「パボーニ」に滞在し、大石輝一画伯から指導を受けながら「夙川風景」を何枚か描いています。
また大石輝一の夫人邦子さんは、輝一が山下清にフェルトペンでの写生を勧め、指導したと生前語られており、ここから山下清のペン画が始まったようです。

上の写真は昭和31年夙川の喫茶パボーニの前に立つ山下清と大石夫妻。清はいつものように下駄ばきです。
「夙川風景」にはリュックを背負った山下清自身がかわいく描きこまれています。
こちらは展示されていた山下清が使っていたリュックサック。(館内は撮影禁止でネットミュージアムの写真を借用)
昭和31年の「夙川風景」の正面には高く聳える夙川の松並木、カトリック夙川教会と背景に六甲の山並みが描かれており、この風景が山下清の絵心を誘ったのだと思います。
こちらが同じ場所から見た現在の風景。
街には集合住宅が立ち並び、高層の夙川グリーンタウンが視界を遮り、カトリック夙川教会や六甲山はまったく見えなくなってしましました。
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