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ある詩人の方から「六甲にお住まいだった碩学の詩人の多田智満子氏」について尋ねられ、詩の世界に疎い私は、残念ながら存じ上げない旨お答えしておりました。 ![]() 調べてみると、私の敬愛する須賀敦子さんとほとんど同じ世代で、『ユルスナールの靴』に引用され、私も読んだことのあるマルグリット・ユルスナールの歴史小説『ハドリアヌス帝の回想』を翻訳されたのが多田智満子氏だったのです。 私がお世話になっている文芸評論家の河内厚郎氏が『関西文学』の編集長を務めていた2001年10月号で、特集として「多田智満子の世界」を組み、詩人の寺田操氏とともに、六甲のご自宅を訪ねインタビューしていました。 <海の日にあたる七月二十日金曜日の昼下がり、詩や古今東西の神話・伝承世界にまつわるエッセイ、ユルスナールやアルトーの翻訳など神秘的で多彩な仕事をなさってる詩人・多田智満子さんのお宅を訪ねました。神戸市灘区篠原北町の山麓にあるお宅までの道のりは、急な斜面の坂道。中世の城砦を思わせる建物に出くわしたり、若い外国人の女性と挨拶を交わしたりしながら、坂道の途中で、ゆっくりと振り返ると、はるか坂下には海が……。> ![]() 神戸市灘区篠原北町の坂道です。 インタビューの内容は、まさに碩学の詩人と呼ぶにふさわしく、哲学、能、歌舞伎からユルスナールの魅力まで、多岐にわたるテーマについて話されていました。 その中で関東から関西に移られた方々をいつも印象付けている土の白さについても述べられていました。 <多田 神戸に来て風土が違うと感じたのは、まず土が白っぽいこと。東京は粘っこい赤土や黒土で、ちょっと転んだりすると泥んこになるんですよ。六甲山には花崗岩でそれの砕けた砂土だから白っぽくてあまりよごれないのね。> しかし、私は白っぽい土の上で転ぶと、よくすり傷を作っていたものです。 ![]() 昔は六甲山も花崗岩質の白っぽい山肌を見せていました。 ![]() 大石輝一「六麓荘風景」に描かれた禿山の六甲山(昭和初期) <寺田 稲垣足穂など明石から神戸の学校へ通ってたので、やはり神戸の人という印象が強いですね。作品の持っている雰囲気が温潤な風土から切れている感じがして。白っぽくて嫌いだとか陰翳がないといわれる方もあります。 多田 海の青と白い海岸が対照的で、ギリシャの石灰岩の白さほどではないけれど、関東なんかと比べると気候風土が違うと感じましたね。背中に山があって前に海があるのがとても気に入っています。湿気が多いことを除けば、ちょっと地中海的な風土ですおよ。> 芦屋の風景に出会って南仏のようだと語ったのは、画家の小出楢重、写真家の中山岩太氏の夫人、小説家の小川洋子さんなどでした。 彼らに印象付けたのは風景の明るさでしたが、それも白っぽい土が起因していたのかも知れません。 次回は須賀敦子さんとのつながりなどを。
by seitar0
| 2022-03-30 16:23
| 神戸
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