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夜学へ通いながらの西成工場勤務時代、江治(細井和喜蔵自身がモデル)は日本労働総同盟友愛会主催の同会大阪伝法支部発会式を兼ねた労働問題演説会に出席し、即刻入会費を払い、入会手続きをします。ここで社会主義の概念と労働組合運動を学び、深い感銘を受けるのです。 その後、西成工場で愛していた女工、菊枝が姿を消し、菊枝を隠した疑いをかけられ、更に労働組合に入会したことを浪華紡績(内外綿紡績がモデル)に知られ、解雇されます。 しかし、現在では考えられないことですが、下宿先の親父に、同会社の西ノ宮工場に再就職するための添書きを書いてもらって、西成工場にいたことを隠して就職するのです。 『奴隷』に西ノ宮工場の情景が描かれています。 <株主を同じゅうする浪華紡績西ノ宮工場は有馬山脈口を背景に甲山を背負って香櫨園の松原続きに在って、二百五十呎(フィート)の円型五煉瓦煙突と百二十呎のタンクと塵突が辺りに一本の煙突もない透徹した青空に向かって魔のように聳え、白砂青松の自然美を征服した王者の如く泰然と構えている。そして八万錘の紡機と一千台の織機が昼夜囂然(ごうぜん)と轟き、タンクの脇の塵突から間断なく綿粕の塵芥を強烈な風車で送り揚げて四方へ吹き飛ばすので、浜の老松はすっかり葉を鎖されて了い汚れた灰色の雪が積もったように見える。そうしてそのために枯死した木さえ数見られた。> この説明でようやく、「煙突」(約7.6m)と「塵突」(約3.7m)は別であることがわかりました。 現在も保存されている塵突の写真が、「近代建築巡礼」というサイトにありました。 http://kitokitosya.blog.fc2.com/blog-entry-781.html 塵突は四角い塔のようになっていて、煙突ほど高くはなく、きっと送風機で綿粕を空に向かてまき散らしていたのでしょう。 この塵突から綿粕がまき散らされ、周囲の松に灰色の雪が積もったような景色を作っていたのです。
by seitar0
| 2022-03-29 14:33
| 夙川
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