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竹中郁は堀辰雄と芥川龍之介の私邸で出会って以来、親交を深めており、堀辰雄に関するエッセイを、戦前、戦後にわたりしばしば書いています。 竹中郁がT君として登場する堀辰雄の『旅の絵』についてもいくつかエッセイを書いており、その中で、唯一クレームと反省を述べている箇所があります。昭和47年6月『日本文学全集』集英社・月報16「エソヤンホテル」からです。 <小説の中では、わたくしが下手くそな英語で交渉したとある。わたくしのも下手だったかもしれぬが、実はその受け答えをした相手のホテルのあるじの方がもっと下手だったのを、堀君は聞き落としたらしい。わたくしにとってはすこぶる残念なことである。活字になって、本になって、たびたびの全集のでるたびに、モデルに使われたわたくしの英語の下手さ加減がしれわたるのは、こころよいことではない。なぜあのときは日本語で強引に交渉を果たさなかったか。今おもうと、大きな手ぬかりであった。> 竹中郁は昭和3年3月、24歳のときに、ヨーロッパ留学し、パリで小磯良平と下宿、イギリス、イタリア、ベルギー、スペイン、オランダの各国に遊びます。そして小磯良平とともに昭和5年2月に帰国しています。 ![]() しかし、実は堀辰雄は直接、竹中郁の下手な英語などとは、記述していないのです。堀辰雄『旅の絵』にどのように書かれていたのか読んでみましょう。 ようやく堀辰雄が気に入ったホテルを見つけ、玄関のベルを押しますが、なかなか主人が出てきません。 ![]()
「T君が英語でもって部屋はあるかと声をかけた」とあり、下手な英語とは書かれていないのですが、それに続く、「主人はそれよりもっと下手糞な英語でそれに応じた」で竹中郁の英語が下手であったと推察されてしまいます。 竹中郁が「ホテルのあるじの方がもっと下手だったのを、堀君は聞き落としたらしい」というのも、原文を読むと違っていたようです。 ひょっとすると初版では「T君が下手な英語でもって」と書かれていたのかもしれません。 それでも堀辰雄は主人との部屋の交渉も、主人への通訳も竹中郁に任せきりでした。 実在のモデルがいる小説は、悪気がなくとも色々問題を起こし難しいものです
by seitar0
| 2022-02-04 11:50
| 竹中郁
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