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<小さなトランクひとつ持たない風変りな旅行者の一種独特な旅愁。 ―私はさっぱり様子のわからない神戸駅に下りると、東京では見かけたことのない真っ白なタクシイを呼び止め、気軽に運賃をかけ合い、そこからそうしつけている者のように、元町通りの方へそれを走らせた。もっとも通行人を罵る運転手の聞きなれないアクセントは私をちょっとばかり気づまりにさせはしたが。> ![]() 上は川西英『神戸百景』の「神戸駅前」昭和10年制作。 昭和7年堀辰雄が降り立った駅は神戸駅でした。昭和4年まで、現在の元町駅のあたりに三宮駅がありましたが、高架工事と共に昭和6年現在の位置に移転。元町駅が誕生したのは昭和9年でした。したがって、堀辰雄は神戸駅から元町通までタクシーに乗ったのでしょう。 ![]() 昭和5年吉田初三郎神戸市鳥観図 <今夜何処へ泊ったものやらまだ目あてのない旅行者で自分があるのに誰からも気づかれまいと思って……。私はとある珈琲店の中へ気軽そうにはいって行った。ただその店の名前が東京で私の行きつけている珈琲店の名前に似ていたばっかりに。私はそこから須磨のT君のところへ電話をかけた。T君はすぐ私のいる店へ来ると言った。そうして私がまだオレンジエードを飲んでしまわないうちに、そのT君が元気よくはいって来た。彼はベレ帽をかぶり、なんだか像の皮のような外套を着込んでいた。> 堀辰雄がはいった元町通りの喫茶店は東京で行きつけている不二家の名前に似た藤屋という喫茶・洋菓子店でした。 竹中郁は『消えゆく幻燈』「堀辰雄」で次のように述べています。 <昭和七年十二月二十三日だったか、突然電話で「いま神戸へ着いたが西も東もわからない、心細いから来てくれないあか」なるほど、東京の下町っ子が、はじめて箱根を越して神戸くんだりまでくれば、そうでもあろう。夜のたしか八時くらいだったが、堀君が待っているという神戸元町三丁目の藤屋という洋菓子屋へかけつけた。> 堀辰雄と竹中郁が落ち合った「藤屋」は元町通 3-8-6にありましたが、「ロンドン神戸中央店」というパン屋さんになり、現在はそこも閉店してしまいました。(赤丸印の位置) 藤屋を出た二人は宿泊するホテルを探しに行きます。
by seitar0
| 2022-01-31 21:05
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