テレビ朝日開局55周年記念として 松本清張「黒い福音」が放送されました。昭和33年の事件をもとにした松本清張の推理小説の映像化で、被害者はドラマでは大阪出身と語られていましたが、西宮市出身の方でした。

番組では昭和30年代の日本の風景や、現在ではクラシックカー化した自動車の映像などがふんだんにでてきました。
以前「黒い福音」を歩くと題してブログで紹介したことがあり、モデルとなった事件の現場と今回の映像を比べてみましょう。

http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p10800755c.html
小説の地図で玄白寺川とされている善福寺川と遺体発見現場近くの宮下橋です。
橋のすぐ近くには大宮八幡宮があります。
ドラマでの宮下橋での遺体発見シーンですが、ロケ地は実在の宮下橋とは異なるようです。
当時の新聞の写真です。善福寺川のまわりは田畑だったようです。
今回のテレビドラマのロケは多くが信州上田でなされたそうで、「信州上田フィルムコミッション」のサイトでロケ地が紹介されています。
http://uedafc.blog69.fc2.com/blog-entry-223.html

田舎の風景など郷愁を感じる映像でした。
グリエルモ教会のモデルとなったのは近くの某教会ですが、ロケは信州大学 繊維学部の校舎を使ったそうです。

(写真は「信州上田フィルムコミッション」のサイトによる)

捜査本部が設けられた高久良警察署とは、高井戸署のことです。

現在の高井戸署の雰囲気は全然違います。

このシーンはCGだったのでしょうか。
番組は豪華キャストで、昭和30年代の豆腐屋などの風景描写も面白く、楽しめた作品でした。