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石川達三『蒼茫』は昭和5年のブラジル移民の物語です。 ![]() 写真は昭和12年の映画「蒼茫」より。 3月8日から1週間、海外移民収容所に集合した移民希望者たちは、出国の準備を進めますが、そこでブラジル宗教講話を聴きます。 <種痘の後で講堂でブラジル宗教講話があった。神戸のカトリック教会の福々しい顔をしたにきゃかな坊さんが黒い衣を着て演壇に上がって、やや気味の悪いほどの愛嬌をたたえてブラジルの有難い神様の御話をした。> 講話の後、孫市は姉を促して講堂の脇の露台に出ていきます。 <欄干の蔭に雪が残ってる。隣のトア・ホテルのヒマラヤ杉の美しい林立の中に立派な自動車が車体を光らせながら出入りするのが見えて、杉の枝から雪がさらさらと崩れていた。> ![]() 昭和5年3月初め、神戸は積雪していたようです。海外移民収容所の人達は、どんな思いで隣のトア・ホテルを眺めていたのでしょう。 その日の昼食後、神父は部屋を一つ一つ訪問して、これからカトリック教会の見学に案内するから希望者は前の広庭に集まるようにと勧誘します。 <教会見学の連中は坊さんに案内されて、雪解けの坂道に列を作って、新調の労働服や穿きにくい靴の女達がぞろぞろと元町に近いカトリックのお寺まで歩いて行った。> このカトリック教会は神戸市中央区中山手通にあった中山手カトリック教会のようです。 ![]() 現在のカトリック神戸中央教会です。 <だがお寺は唯がらんとして人気も無く、磔になった裸の男を見て、裸の嬰児を抱いた女の像を見て、天井が高いのに感心したばかりであった。そして各々の胸に鉛色のメダルをぶらさげて帰って来た。坊さんの言うには是はカトリック信者のメダルであって、是さえつけていればブラジル人は親しくもしてくれるし信用もしてくれると言う重宝なものだ。それを一個二十銭の「実費で御頒ち」して貰って来たのである。> 当時の石川達三のカトリック教会の感想を見たまま書いたのでしょう。 ![]() カトリックのメダイ(Médaille )がこのような形で使われていたとは初めて知りました。
by seitar0
| 2021-12-09 22:22
| 神戸
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