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阪神淡路大震災では、「震度7」が初めて適用されましたが、小松左京は『日本沈没』で震度7の震災の惨状を予見するかのように描いています。 更に、パンデミックを題材として昭和39年に刊行された『復活の日』は、映画化もされ、BSプレミアム「アナザーストーリーズ」でも「“復活の日”の衝撃〜コロナ“予言の書”〜」という副題で、<新型コロナウイルスの猛威を半世紀以上前に予言した小説があった!小松左京のSF小説「復活の日」。なぜここまでリアルに未来を予想できたのか?>と取り上げられました。 ![]() 196X年2月、英国細菌戦研究所でカールスキィ教授が創り出した細菌兵器の新型ウイルスMM-88がスパイによって持ち出されますが、スパイたちの乗る小型機がアルプス山中に墜落し、MM-88菌は世界に拡散してしまいます。半年後、夏の終わりには35億人の人類を含む地球上の脊椎動物が、ほとんど絶滅してしまうのです。 ![]() ![]() 日本で大阪大学微生物研究所の梶教授が窒息性気管支炎から肺炎症状を呈し、抗生物質の投与にもかかわらず死亡した患者の肺組織からウィルスを分離した場面からです。 <梶教授の発見したウィルスは、まったく新しい型である事が発表された。パラインフルエンザ6型に分類され、HA-3、カジ・ウィルスと名づけられたこのウィルスは、成人男女にも重篤な、呼吸疾患を起こし、伝染性が強いばかりでなく、まもなく戦慄的な事実がわかってきた。> ![]() 小説の中では、WHOが対策本部を設け、世界中の流行状況の把握、ワクチンのプールなどによる世界的な総合防疫体制をとる事も書かれています。 その後夏になると、世界中に拡散していく様子が描かれていますが、日本の様相は東京の環状線からです。 ![]()
![]() 医療崩壊の様子も描かれていました。 ![]() 緊急事態宣言も小説では「非常事態宣言」という名前で、発出に当たって特別権限についての総理官邸での議論も描かれています。 <「総理は早晩非常事態宣言を出す必要があることはみとめていた。-ただ、それを出す時期については、充分に慎重に、という意向だったが……」「今がその時期だと思う」公安委員長がいった。「むろん、実際の運用にあたっては慎重を期さねばならん。それが政府の責任の上においてなされる一時的な権限拡大措置であって、民主主義をおびやかすものではないということを、国民に充分印象づけねばならん。-しかし、手遅れになってからでは、効果はうすい」「宣言にともなう政府の特別権限をどの範囲にとどめるべきか、だな」と法務大臣がいった。> ![]() <副総理は眼をつぶっていた。-保守政権だろうと何だろうが、そんなことは結果を見てからしか判断できない。そしてどうせ人間というものは、完全に責任をとれるようにできていないのだ。やみくもの試行経験の、それでもその時の最良と思われる行動をえらぶより仕方がない。> 今や現実となって、繰り返し発出される大規模社会実験。小松左京は予見し、政権の本質を捉えていたような気がします。 ![]() 緻密な最先端の科学の調査に基づいて、それを乗り越えた未来の世界を予測した小松左京のサイエンス・フィクション。改めて驚かされます。
by seitar0
| 2021-06-22 16:22
| 小松左京
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