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伊集院静『志賀越えみち』は、昭和38年の京都の四季のうつろいと祇園に生きる女たちの姿を背景にした、東大の学生・津田雅彦と可憐な舞妓・真祇乃とのはかない恋物語。
![]() 建仁寺があるのは、祇園の花見小路のつきあたり。 雅彦が歩いた道は瀬戸内寂聴さんもお好きな道で、『京のみち』でも、次のように述べられています。 花見小路から建仁寺の北門に向かう道です。 花見小路は元々、建仁寺の境内でしたから、こんなに近くにあるのも当然。明治初期、東京に遷都した直後、京都の活性化のために建仁寺境内が上地されて花見小路通りが開かれ、祇園町はほぼ現在の姿になったのです。 勅使門と三門の中間には放生池があり、短い石の反橋がかかっています。 『志賀越えみち』の雅彦と真祇乃との出会いの場面に戻ります。 <僧が行き過ぎると、本殿の脇に白いものが佇んでいた。何だろうか、と目を凝らすと、人がうずくまっていた。ちいさな背がまるまって、そこに赤い花のようなものが浮かんでいる。浴衣の花模様だった。若い女だ。何か懸命に祈っていた。> ![]() 二人が再び出会ったのも、既に夏になっていた建仁寺の境内です。 <「あっ」僕は思わず声を上げた。あの人だった。西門をくぐって本堂へ真っ直ぐむかって歩いてくる。日向と木蔭を白い蝶が流れるように進んでいく姿がまぶしかった。胸が動機をうちはじめた。本堂の前に着くと、最初にここで見た時と同じように石畳の上にしゃがみ込んで手を合わせ、そのままじっと動かなかった。> 祇園の女性と建仁寺は地理的な条件もあって、結びついているようで、瀬戸内寂聴さんも、 <場所柄華やかな女の姿が多い。花街の女たちは、迷信深く信心深い。時代は移り、妓たちの気質は変わっても、恋をする時の悩みや苦しみは一向に変わらないらしく、神詣でも寺詣でも、祈ることの筋合は母や祖母の頃と同じなのがいじらしい。> 托鉢に向かう修行僧と若い女性の姿が絵になる建仁寺ですが、静寂のなかに堂々として建っています。
by seitar0
| 2021-06-18 11:20
| 京都
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