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田辺聖子『波の上の自転車』の村山夫婦の阪神・阪急論戦から続けます。 阪神電車派の村山はウィスキーを飲みながら、阪急派の妻の万佐子と口論を続けています。 ![]() <阪神はな、甲子園球場があるよって、大群衆の整理に慣れとんねん。あしこで何万人の高価格会の大会あったかて、阪神電車はビクともせえへん、うまいこと捌きよんねん」「あら、阪急だって西宮球場があるわよ」「西宮と甲子園では観客の入りが違うわい。野球も知らんくせに。阪急の野球見てみい、客がみな寝転がって見られるくらいや、客の数は阪神とはケタがちがう」「そりゃ、あたしは野球、知りませんよ、でも今年も阪神がやたら弱いというのは知ってるわ、何さ、十二球団中、最下位のくせに」「アホな子ォほど、可愛いんじゃ!ほっといてくれ、どない負けようと見捨てへんのがタイガースファンじゃ、女にこの気持ちわかってたまるか、うるさいわい!」> そうです。「いつもガラアキ西宮球場」でした。 いい具合に始まった団欒が、村山のわめき声でチョンとなります。 さて、この甲子園球場と西宮球場を引き合いに出して、阪神間文化論について真面目に述べられているのが、丸谷才一・山崎正和『日本の町』「西宮芦屋」です。 ![]()
そしてその古き文化を代表するはずの阪神が、甲子園球場を作り上げたのが面白いと述べています。 < 山崎 というのは、阪急電車と比較すれば、ともかく良きにつけ悪しきにつけ、古き阪神間というものを代表しているのが、阪神電車なんです。阪神電車がやることは、すべておっとりとしていいて古風なんです。そういう古風な阪神が、大衆文化の先鞭をつけたというところが実に面白い。あれは大正甲子の年に出来た球場でして、つまり、阪神間ブルジョア文化の挽歌を告げる建物なんですね。> 考えてみれば、完成した大正13年が甲子年(きのえねとし)という縁起が良い年であることから甲子園と名付けられたのも古風です。 ![]() その古風な阪神間文化を爆破するような路線を拡大し、大正リベラリズムが持っていたハイカラさと、大衆文化を直結させたのが阪急文化だと解説が続きます。 ![]()
丸谷 ハイカラですかね?> 私もハイカラというのは?ですが、そういえば西宮球場と阪急ブレーブスがあった時代、ファン感謝デーにはタカラジェンヌが花束を持って出演していました。 <山崎 ところが、そのフランチャイズの西宮球場は、土曜、日曜になりますと、特設バンクをつくりまして競輪場に変わる。ですから、ある週の土曜日、日曜日の西宮北口駅は、全然客ダネが変わるんです。この矛盾の統一が阪急文化です。 ![]() 丸谷 なるほどなあ。 山崎 ですから、巾着型のお賽銭箱と、「アンリ・シャルパンティエ」が隣合っている町なんですよ。> そうでした、開催日は平日もありましたが、がらりと雰囲気が変わります。 ![]() 西宮球場の話題から、山崎正和氏独特の阪急文化論が繰り広げられていますが、現在は阪急ブレーブスなきあと、西宮球場跡地は阪急西宮ガーデンズとなり、このあたりオシャレな街となりました。
by seitar0
| 2021-05-20 13:30
| 田辺聖子
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