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野坂昭如『早すぎた夏』では回生病院に入院していた母が亡くなり、俊夫は加古川に移ります。(実際には野坂昭如は、母と祖母を守口の親戚に移し、当時一歳の義妹を連れて福井の友人の家に行ったのです。) <母は翌日の午後みまかり、俊夫はさらに遠い親戚をたよって、加古川へ移り、敗戦以後もそのなりわいの古着屋の手伝いをし、昭和二十一年の夏、ようやく一年目に母の骨を、春日野墓地へおさめるため、神戸へやって来て、実は納骨はそこそこに、もう一度、礼子に会いたい気持ち。話だけでもできればと、訪れたら、鍵がしまっている。> 野坂昭如は福井で義妹を栄養失調で亡くし、火葬を自ら行い、お骨を胃腸薬アイフの缶にいれ、昭和20年8月31日に、母と祖母が避難していた守口の元飯場だった家に戻ります。 『火垂るの墓』で象徴的に登場したドロップの缶は、実はアイフの缶だったのです。 ![]() 「アイフの缶はそのまま、父の写真の前に置かれ、仏壇は祖母の枕元」 俊夫は戦後、再び満池谷の寄寓先を訪ねます。 ![]() ここの実家にも、食糧や衣類ものすごい運んで、近所で評判やったもん」うらやましそうにその女がいう。> そして水源池を見下ろす丘に登ります。 戦後になっても、野坂昭如はこの女性を探し続けます。昭和21年に夙川のパインクレストで働いたのもこの女性に会えるのではと思ってのことであり、有名になってからはマスコミを通じて探したこともありましたが、先方からの連絡はありませんでした。 『火垂るの墓』ではあれほど悪し様に描いた満池谷の一家ですから、その女性も姿を現わしずらかったのでしょう。 私小説『行き暮れて雪』や『ひとでなし』では戦後、この女性と会ったことが描かれていますが、野坂の願望を書いたものでした。 しかし、『妄想老人日記』および私小説『恋自縛』には、女性の息子から速達で危篤の知らせを受け、急遽、東京から新幹線に乗って駆け付け、葬儀場での骨あげに間に合ったことが書かれており、これは真実でした。 http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p11851189c.html http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p11784734c.html あこがれ続けた女性との再会は、お骨になった姿でした。
by seitar0
| 2021-03-11 15:52
| 野坂昭如
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