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原田マハは『美しき愚かものたちのタブロー』で、日本における西洋美術史家の草分け、矢代幸雄をモデルとして、田代雄一という架空の人物を登場させ、松方にパリの画廊で名作を購入するアドバイスをする場面をフィクションとして描いています。 ![]() 1921年8月のパリです。松方幸次郎は東京美術学校の教員で、パリに留学していた田代雄一と「共楽美術館」のための傑作をみつけようと画廊巡りをし、画商ポール・ローザンベールを訪ねます。 <ふたりの目の前に一枚の絵がしずしずと運び出された。田代は息をのんで目を見張った。-ゴッホだ。田代は思わずため息をついた。-間違いない。これは、白樺派の芸術家たちが憧れた、あのフィンセント・ファン・ゴッホの絵だ。南仏のアルルで、ゴッホが晩年に暮らしたつましい一室。灰色がかった青い壁、ライラック色の床。ベッドと二脚の椅子、脇机がひとつ。その部屋は、戸外の南仏の光の照り返しを部屋全体が反射して、まるで咲き誇るひまわりのごとく、黄色く燃え上がっているように見えた。> ![]()
<「待ってください、松方さん。帰らないでください。いま帰ったら、あの絵はアメリカかロシアに以っていかれてしまいます」田代はすがるようにして嘆願した。「あれこそが、僕がいままで見た作品の中で最高の傑作です。あれを、どうかあれを持ち帰ってください、日本へーお願いです。」松方は振り向かなかった。背中が「ノン」と言っている。田代を振り切るようにして、そのまま無言で出ていってしまった。> しかし、三日後その傑作がどうなったのか気になった田代が一人でポール・ローザンベールの画廊を訪ねると、『アルルの寝室』を松方が既に買い上げたと伝えられ、田代が喜ぶ姿が描かれていました。 史実としては、この時画廊て矢代が薦めたゴッホの『アルルの寝室』とルノワールの『アルジェリア風のパリの女たち』の2作を、小説で書かれているように松方は買わずに店を出てしまったのですが、矢代が、しばらくしてから松方の所を訪れると、『ファンゴッホの寝室』『アルジェリア風のパリの女たち』の2作とも買ってあったのです。 この『アルルの寝室』は第二次世界大戦中はフランスに残され、松方幸次郎の秘書を務めた日置釭三郎という人物が、第2次大戦中、フランスに残された300点を超える作品を疎開させ守りましたが、小説ではその様子が感動的に描かれています。 しかし、残念ながらこの絵はサンフランシスコ講和条約による戦後賠償の一環として1959年にフランスの国有となり、日本には変換されず、現在はオルセー美術館にあります。 ![]() その中に、ゴッホの細長いベッドも再現して作られ、義一さんのお気に入りだったそうです。
by seitar0
| 2021-01-23 20:31
| 原田マハ
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Comments(2)
以前に東京で「松方コレクション展」を見たことがあります。その時に感じたのは、昔の実業家はすごかった~私財を投げうってたくさんの美術品を蒐集して~大原美術館もそんな感じですものね。
ゴッホは、星空?夜空?を表した‘青‘がすばらしいと思います。この青と黄色は、どちらの色も相互に際立たせてすばらしいですね。 私はゴッホの絵で一番好きなのは「アーモンドの花咲く枝」なんです。白か淡いピンクの桜の花のようで~ アーモンドの苗木を取り寄せて家で植えてすばらしい花を咲かせてくれていたのですが、何年か前から咲かなくなってしまいました。 東洋ナッツのアーモンドフェスティバルも行ったことありますが、本当にきれいで~ でもコロナの影響で今年はやらないかも?ですね。
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コメントありがとうございます。私も国立西洋美術館の「松方コレクション展」見に行きました。松方幸次郎のモネの睡蓮は素晴らしいですが、大原美術館のモネの睡蓮も大好き。大原謙一郎さんは現在は御影にお住いのようです。
東洋ナッツのアーモンドフェスティバル、今年も中止のようですが、来年に期待しています。
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