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柚木麻子『3時のアッコちゃん』第4話「梅田駅アンダーワールド」から続けます。 主人公・若林佐江が行こうとしている就職試験会場は、「阪急梅田駅から徒歩五分。地下通路を使う場合は、梅田地下街ホワイティうめだの東側、泉の広場を目指してください。 M14番出口を上がって正面に見えるビルの五階です」。 佐江は梅田地下街というからには、このホームの真下にあるに違いないと、中二階の紀伊国屋書店前の広場からエスカレーターで更に下って行きます。 ![]() <広場を挟んで次のエスカレーターに乗り換えた後、さらに反対方向に向いた下りのエスカレーターを使った。地下二階のレストラン街らしき場所にたどり着いた時には、ようやく底に着いた、と思わず胸をなで下ろした。> ![]() 佐江が使った下りのエレベーターです。 <ここにも一風変わった光景が広がっていた。連なる飲食店に寄り添うように、なんと川が流れているではないか。ぴちゃぴちゃという水音や光が反射する水面と、蛍光灯のきっぱりした明るさや磨き上げられた床が同時に目に入り、奇妙な渦に巻き込まれていくような感覚を覚える。この分だと泉があってもおかしくはない。> ![]() 『番街』という呼び方は2018年5月17日の日経新聞「もっと関西」によると、あの『ティファニーで朝食を』でも有名な「ニューヨーク5番街をモチーフにした」そうです。 5番街は高級ブランド店や宝石店などが立ち並びニューヨークを象徴する大通りで、その華やかなイメージを梅田に求めたとか。豪華な雰囲気を醸し出しための阪急のイメージ戦略だったようです。 ![]() <すぐそばには、佐江もよく知る老舗洋菓子店の喫茶室があり、古風なUの字のカウンターがしつらえられている。店は川の中に浮かんでいるように見えた。佐江は携帯電話の画面を睨み付ける。何故か、頼みの綱のGPS機能が使えないのだ。> 老舗洋菓子店とはモロゾフでした。 ![]() Uの字のカウンター。 ![]() 川の中に浮かんでいるように見えるお店です。 佐江は泉の広場の場所を教えてもらおうと、話し掛けやすそうな六十代くらいの女性に尋ねます。 <あの、失礼しますが。泉……」言い終わるより早く、女性は遮るようにたたみかけてきた。「待ち合わせでよう使うあの場所やろ。ここに流れる川をな、ずうっとたどっていけばええねん。その源が広場やから。今放送で流れてるのは『川の流れる街で』ゆう有名なメロディやねん」こんな流暢な関西弁、テレビ以外で聞いたことがない。> ![]() <「あ、ありがとうございます」ほっと胸をなで下ろし、川に沿って歩き出す。これなら迷いようがない。余裕を持って眺めれば、地下街を川が流れているというのはなかなか面白い。なんだかディズニーランドにでも来たみたいに感じる。川の中に鉄のオブジェが浮かび、花が飾られているのが優雅だ。> ![]() ようやくたどり着きました。 <たどりついた広々とした浅いプールに、佐江は目を見張る。こんこんと湧き出る水の中に光る円柱が何本もそびえ、草花が咲き乱れ、裸の女神像がその中に建っている。ここは本当に地下なのだろうか。が、見蕩れている場合ではない。> ![]() まだ早かったせいか、光る円柱は上がっていませんでしたが、女神像が見えています。 しかし、ここは「泉の広場」ではなく、「トレビの広場」 ここから佐江は大変な事態に陥りますが、それは次回に。
by seitar0
| 2020-12-17 21:45
| 大阪
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