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先日の読書会の課題図書、末盛千枝子さんの自伝エッセイ『「私」を受け容れて生きる』を読んでいて、「ぞうさん」で有名な詩人、まど・みちおさんが1994年に国際アンデルセン賞(作家賞)を受賞された児童書、『THE ANIMALS どうぶつたち』の英訳は上皇后・美智子さまによるものと知りました。 ![]() (絵と装丁は安野光雅さん) 上皇后さまの英語はまさしくQueen’s Englishですが、詩を英訳されるなんて何と優れた語学力と感性でしょう。 IBBY会長も務められた島多代さんが、上皇后さまにまど・みちおさんの詩の英訳をお願いした経緯は、『橋をかける』に収められた島多代さんの「皇后さまとIBBYの人たち」、「バーゼルへの道」に詳しく述べられていました。 ![]() <皇后さまに詩の翻訳をお願いするという発想は、私がその頃、歌人としての皇后さまに注目していたことと、皇后さまが皇太子妃でいらしたころに英訳された永瀬清子さんの「あけがたにくる人よ」を、日本ペンクラブの英文機関誌で読んでいたことからきています。日本の子供の本を外国に紹介する仕事柄、詩を訳すのは詩人にしかできないことを熟知しておりましたので、まどさんの詩の翻訳をお願いするのは皇后さま以外に考えられない、という確信のようなものがありました。(今考えると、この無謀さも私が学生時代に皇后さまの下級生として一緒に学内の活動をした時期があったからと思います。)> そして上皇后さまは島さんから送られたまどさんの単行本五、六冊の中から詩二十篇を選ばれ、翻訳されたそうです。 <皇后さまからいただいた手作りの小冊子には、まどさんの詩二十篇と皇后さまの訳された英語の詩が、見開きの両ページに横書きでほとんど同じ長短で書かれていました。原詩の音とイメージをなるべく忠実に英語に再現される努力をされ、いくいつかの疑問点についてはまどさんのお答えを待たれ、最後に翻訳朗読されたものをテープに入れ、まどさんの了承を待たれました。> 原詩の音とイメージをなるべく忠実に英語にされるなんて、何と難しいことでしょう。 「ぞうさん」のページです。 上皇后さまの手作りの小冊子「見開きの両ページに横書きでほとんど同じ長短で書かれていました」の通りの本になっていました。 上皇后さまはつぎのように英訳されています。 “Little elephant, ぞうさん Little elephant. ぞうさん What a long nose you have.” おはなが ながいのね “Sure it’long. そうよ So is my mommy’s” かあさんも ながいのよ こんな風に訳すんだって、感嘆いたしました。 「詩を訳すのは詩人にしかできない」という言葉もよく理解できました。 島さんはこの児童書について、次のように語っています。 <初めて詩という表現による子どもの文学が最大の評価を受けたことは、世界にとっても日本にとっても意義深いことでした。世界の子どもたちに、まどさんの詩を詩と翻訳という二重の文学の枠を超えて届けることが出来ることになったからです。> 多くの方々の尊い努力の結果、世界の子どもたちにまどさんの詩が届けられたのです。
by seitar0
| 2020-12-16 10:06
| 詩
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