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西村京太郎『阪急電鉄殺人事件』が刊行され、楽しみに読んでみましたが、阪急電鉄絡みの事件を期待した読者にとっては、率直に言って、少しガッカリの作品でした。 ![]() それでも阪急に馴染のなかった著者は、阪急電鉄について勉強されたようで、冒頭から阪急の紹介が続いていましたので、少し紹介しましょう。 裏表紙には、次のような説明が書かれていました。 <阪急梅田駅では、神戸・宝塚・京都の三路線の列車が同時に発車する。写真家菊地が撮影に来た夜、旧友の木内えりかが六甲駅ホームから転落、死亡した。遺体からは睡眠薬が検出、殺人だった。被害者が自費出版を進めていたと判明した矢先、新たな殺人が!> 菊池実は雑誌社から阪急電鉄の写真撮影を頼まれ、助手の津村美咲と新幹線で大阪に向かいますが、そこでの二人の会話です。 <車内販売でコーヒーを頼み、それを飲みながら、菊池は津村美咲に聞いてみた。「阪急に乗ったことは?」「大阪の私鉄には乗ったことがないんです。東京の小田急や、東急などと違うところがあるんですか?」「そうか」「でも、噂は聞いています」とにっこりする。「どんな噂?」「関西の私鉄の中では、一番上品なお客さんが乗っているという噂です」と、いう。何となく菊池は苦笑して、「たぶんそれは宝塚と小林一三のせだよ」と、いった。> 関西の私鉄の比較論争は、田辺聖子さんの『波の上の自転車』や、かんべむさしさんの『決戦・日本シリーズ』で面白く書かれていますが、阪急の魅力について、最もうまく書いているのは、熱烈な阪急ファンであった阪田博夫さんの『わが小林一三』でしょう。 ![]() <これにくらべると、阪急沿線の六甲山麓地帯は誇り高い美人の顔のようなものであった。花崗岩質の山が暁方は茜色、夕方は紫に染まり、松林の奥の住宅街は、容易に俗塵を近づけぬ癇の強さを示さずにはおかなかった。しかし、とりわけ私が阪急沿線を尊敬した理由は、そこに宝塚少女歌劇団があったせいである。> 確かに菊池が「たぶんそれは宝塚と小林一三のせだよ」と言ったのも一理あるかもしれません。 『阪急電鉄殺人事件』に戻ります。菊池は助手のえりかと3日間、阪急電鉄の写真を撮るのですが、そのひとつが梅田駅からの三線同時発車の光景。 ![]() (しかし、3ページも使って載せた時刻表が殺人事件とはまったく関わりがなかったことが残念です) <「本当ですね。つまり、三本のホームから、全く同じ時間に、三本の列車が梅田駅を発車してるわけでしょう?でも、普通、そんな時刻表ってありませんよね」と、美咲が不思議そうにいった。「そのとおりだ。普通は、発車駅に、何本もホームがあっても、列車が発車するとすぐ、線路は一本になってしまうからね。全く同じ時間帯に列車が三本発車したとしたらぶつかってしまう。ところが、阪急電鉄では、梅田駅の次の急行停車駅の十三まで、三つの複線の線路が並行して走っているんだ。だから、梅田を全く同じ時間に発車するすることができるし、それが阪急電鉄の一つの売り物なんだ。> このあたり、阪急に乗り慣れている者にとっては、驚くことではないのですが、やはり梅田のホームにマルーンカラーの車両が並ぶのも、一斉に阪急電車が出発していく姿も壮観です。 ![]() ホームの端から三線同時発車の様子を写真をと撮ってみました。 ![]() 中津駅あたりで撮影したほうが迫力があるかもしれません。
by seitar0
| 2020-12-07 22:29
| 大阪
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