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原田マハさんの旅のエッセイ集『フーテンのマハ』(初出は「小説すばる」2009年10月号~2010年12月号)に収められた「永遠の神戸」を読んでいると、短編小説『おいしい水』が生まれた背景がよくわかります。 小説『おいしい水』で、エビアンコーヒーショップは主人公・安西とべべの出会いの場でもあり、この作品の重要な舞台となっていて、二つの作品を比較すると、実体験がどのように小説に著わされるか、よくわかります。 まず『フーテンのマハ』の「永遠の神戸」からです。 ![]() <ふたつめは、元町商店街の脇道にあるコーヒーショップ「エビアン」。戦後まもなくオープンした老舗で、とにかくコーヒーが安くてうまい。蝶ネクタイのマスターがカウンターでサイフォンコーヒーを作り、無愛想なおばちゃんがそれをテーブルへ運ぶ。> ![]() 『フーテンのマハ』では、原田マハさんが感じたとおりのエビアンをについて書いてあります。 <「エビアン」は、駅前の交差点から元町の商店街に向かって入っていく路地の途中にあった。しゃれたところがどこにもない、けれど安くて格別おいしいコーヒーが飲めるこの店を教えてくれたのも、ナツコさんだった。> ![]() <白いエプロン姿のママさんが、無愛想にコーヒーを運んでくる。目の前に置かれたトーストサンドを黙々と食べ、ちびちびとコーヒーをすすった。全神経を隣の席に、彼の呼吸に集中させながら。> 店内の雰囲気は、事実を基に小説らしく描かれていました。 <ガラスのドアの向こうに、こげ茶色のテーブルと、緑色の革張りの背もたれ付きの椅子が規則正しく並んでいる。座っているのは中年を過ぎた人ばかりだ。タバコをくゆらせるおじさん、新聞を広げるおじいさん。おしゃべりするおばさんたち。若者を寄せつけないような独特のオーラが、その場所にはあった。> ![]() 「こげ茶色のテーブルと、緑色の革張りの背もたれ付きの椅子」は昔から変わっていませんが、今年の4月から全面禁煙となり、タバコをくゆらせるおじさんは見かけません。 『フーテンのマハ』でも店内の様子が面白く書かれています。 <店内は近所のおっちゃんおばちゃんでいつも混雑している。新聞を広げてタバコを吸い、一杯のコーヒーを堪能したら、さっさと出ていく。いまどきの「カフェ」のまったり感ゼロ。なんというかおっちゃんおばちゃんが「生き抜いている」感じのする喫茶店なのだ。私がいまだに旅さきで純喫茶を必死に探すのは、この「エビアン」の面影を追い求めるがゆえである。> ![]()
by seitar0
| 2019-08-21 04:41
| 原田マハ
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