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須賀敦子は{作品のなかの「ものがたり」と「小説」}と題した谷崎潤一郎「細雪」の書評を書いています。それは次のように始められます。
「たたみの上に波うって部屋いっぱいにひろがる色の洪水、姿見のまえで、あの帯にしようか、こっちのほうがいいかと、はてしなく続く色あわせ模様あわせ。そんな姉妹たちのそばで、つぎの帯を両手にもって、辛抱づよく待っている女中。」 ここまで読んでくると「細雪」の一シーンかと思いましたが、これは夙川の須賀家のお話でした。 ![]() ここでの母と叔母の会話は、谷崎潤一郎「細雪」で三姉妹が阪急御影の桑山邸にレオ・シロタのピアノ演奏を聴きに行くときの叙述です。 「中姉(なかあん)ちゃん、その帯締めていくのん」と姉のうしろで妙子が帯を結んでやっているのを見ると、雪子は云った。 「その帯、-あれ、いつやったか、この前ピアノの会の時にも締めて行ったやろ」「ふん締めて行った」「あの時隣に腰掛けてたら、中姉ちゃんが息するとその袋帯がお腹のところでキュウ、キュウ、云うて鳴るねんが」「そやったかしらん」 それから帯のとっかえひっかえになります。 「ああ忙しい。解いたり締めたり何遍もせんならん。汗掻いてしもたわ」「阿保らしい、うちの方がしんどいがな」と妙子がうしろで膝をついて、ぎゅうっと締め上げながら云った。………. 妙子に云われて、幸子は頻りに息をしてみながら、「ほんに、これやったらどないもあらへん。-何でやねん、こいさん」「帯が新しいよってにキュウキュウ云うねんが。この帯やったら、古うなって、地がくたびれてるよってに音せえへんねん」「ほんになあ、そのせいやってんなあ」「少し頭を働かしなさいや」と三姉妹の会話が続きます。 この三姉妹が阪急芦屋川駅の線路沿いの道を歩く様子も描かれています。 ![]() 須賀の母と叔母も同様に着飾って殿山町の自宅から夙川駅まで、写真の阪急沿いの道を歩いたことでしょう。
by seitar0
| 2019-03-25 12:03
| 須賀敦子
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