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岡原翔『テイクオフ』から続けます。 高校三年のクリスマスイブの日、正則は理沙と苦楽園口のレストランで食事をしたあと、留守になっている甲陽園目神山の自宅へ招きます。 正則は二階の自室の南側の窓からの夜景を理沙に見せます。 ![]() 甲陽園目神山町から大阪湾の素晴らしい光景が広がります。 1980年代、まだ大阪の高層ビルは31階まである阪急グランドビルや丸ビルが目立っていました。 上の図は甲山森林公園の展望台からの景色ですが、ここにもまだ当時の阪急ブレーブスの本拠地西宮球場が、西宮スタジアムとして描かれています。 <正則のガイドに、理沙はどこまでもついてきた。「ずっと右のほうに行って、海沿いに見える、屋上に赤いランプが点滅している高層ビルがあるやろ?あれは二十一世紀の未来都市と言われるマンション群の、芦屋浜シーサイドタウンやで」「Housing complex」理沙は、塾で習った「集合住宅」を意味する英語のフレーズを、口の中で転がすように囁いた。> 上の写真は昼間の甲陽園目神山からの眺望。写真の中央に芦屋浜シーサイドタウンが見えています。 こちらが夜景。 この場所は1970年代に埋立られたところですが、遠藤周作が小説『砂の城』で主人公・小津に当時の様子を語らせています。 <「ここ。海がないじゃないか」「そやさかい、埋立てましてんと言いましたやろ」海の風は何処からも吹いてこなかった。海の匂いもどこからもしなかった。小津はコンクリートの堤防の上に登り、あっと声をだした。> 小津(遠藤周作)が芦屋浜を訪れたのは1974年。小津が少年時代遊んだ芦屋海水浴場は全て埋立られてしまいました。 <ずっと遠くまで砂漠のように埋め立てられているのだ。その砂漠のような埋立地にミキサー車が二台、地面を走っているだけであとは何もない。あの日、平目が波にもまれながら愛子たちを追いかけたのは、どのあたりだっただろう。今、海は消えた。白い浜もなくなった。美しいもの、懐かしいものはここだけではなく、日本のすべてから消えていく時代なのだ。> 当時の芦屋浜の埋立写真です。 『テイクオフ』に戻ります。 <大阪平野全体を見渡すと、白い無数の明かりの中に赤や青、緑のネオンサインや信号機の色灯が宝石を埋め込んだように散らばっている。梅田や西宮北口、夙川などの駅周辺は、とりわけ光の密度が濃くなる。一方、広大な霊園や雑木林、ニテコ池のある満池谷あたりは、灯火まばらで、家々の放つ鈍い光が闇の中に沈んでいる。正則は、この部屋が二人の乗ったカプセルになり、夜空に浮かび上がったような気がした。いつまでも彼女と、光の渦がゆらめき大阪平野の上空を漂ってたかった。> ロマンチックな目神山からの夜景が描かれていました。
by seitar0
| 2019-03-21 13:50
| 甲陽園
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